不倫でしか本気の恋愛ができない友人。泥沼不倫の末路…

不倫でしか本気の恋愛ができない友人。泥沼不倫の末路…

管理人

ハンナママさんのお悩み・体験談です。

私の友人にすごく美人なのにまったく結婚できない人がいます。
その理由は彼女が好きになるのが既婚男性ばかりだからです。
彼女の恋愛話を聞くたびに呆れてしまいますが、どこかうらやましく思えるもの事実です。

既婚男性に惹かれてしまう理由

彼女が既婚男性に惹かれてしまうのは独身男性にはない心の弱さがあるからです。
既婚男性は多くのものを背負っているためにいつも疲れています。
しかし男性の多くは女性に対してカッコをつけたがり、弱みを見せようとはしません。
彼女はその男性が隠す心の弱さを見抜くのが上手なのですが、独身男性と既婚男性の弱さの質はまったく違います。
独身男性は弱いと言っても失うものはありませんので逃げることもできます。
対して既婚男性は守らないといけないものがあるので逃げ道がなく、その結果彼女を逃げ道にしてしまうのです。
彼女はそうやって男性が弱みを見せてくる瞬間が大好きなので既婚男性に惹かれてしまうのです。
家庭に悩みを持って帰ることができない既婚男性は悩みのすべてを彼女にぶつけてきます。
自分が男性に必要とされていると思うことが幸せであり、「自分が幸せにしてあげる」と息巻いている独身男性と付き合うよりも充実感があります。
彼女を幸せにすることもできずに自分勝手な癒しを求めてくる男性のどこかが良いのかはわかりませんが、彼女にとってはそんなダメな男こそが自分を最高に輝かせる存在になっています。
私が思うには不倫の最大のメリットは許されない関係だからこそスパッと関係を終わらせることができることです。
お互いに責任がそれほどついてこないからとても楽な恋愛と言うこともできるのです。

子持ち既婚男性が本気の不倫をしてくる

そんな彼女は一年ほど前からある既婚男性と不倫のお付き合いをしました。
お相手は仕事でお付き合いのある会社の人とのことですが、奥さんと2人のお子さんがいる30代後半の男性です。
不倫相手はとても真面目な方で奥さんと結婚してから10年間、浮気も一切してこなかったそうです。
それどころか奥さんが初めて付き合った人でそのまま結婚したと純情な人でした。
しかしその男性は彼女の手に落ちました。
彼女は色目を使ったりはしていないと主張していますが、とにかく真面目一辺倒だった男性は唐突に不倫をするような人になってしまったのです。
彼女のそんなタイプが大好きなので2人の仲は急接近して不倫関係は成立しました。
ですがここからが勝手が違ってきます。
男性が本気になってしまったのです。
不倫で本気というのも変な話ですが、彼女のことを心から愛してしまい、奥さんと離婚してでも彼女と一緒になりたいと言い出したのでした。
当然彼女はそんなことなど望んでいませんので離婚してはいけないと言いますが、不倫相手は真面目であるが故にどちらかの女性を選ばないといけないと考えてしまっているようです。
いつも帰る場所がある男性だけを相手にしてきた彼女にとっては誤算とも言える状況となったのでした。

泥沼化で仕事も失う

その不倫男性は隠し事ができないのか少し抜けているのか、あっさりと奥さんに不倫のことがバレてしまい相手の女性が誰かも白状しました。
当然奥さんは激怒しますので、彼女のところに乗り込んできて双方の話し合いが持たれました。
彼女からすれば不倫男性と略奪婚をする気はまったくないので無視することもできるのですが、そこは女のプライドが邪魔をして逃げることなく奥さんと向き合うことにしました。
奥さんは気の強い女性で夫に不倫されたことに怒っても涙を見せるようなことはありませんでした。
感情的ではなく論理的に彼女に対して夫と別れるように問い詰める奥さんを見て「この人といたら疲れそう」と思ったそうですが、巻き込まれるのも嫌なので身を引くこととしました。
ですが男性の方がそれでは収まらずに、まだ小さな子供がいるのにも関わらず離婚はすると言います。
離婚を成立させてから改めて付き合いたいと告げてきたのを聞いて、彼女は初めて不倫の恋の怖さを痛感したと言います。
このことはどこで漏れたのか噂になり、彼女の職場の耳にも入りました。
取引先と不倫関係に陥った彼女に対して会社は厳しく、彼女は担当していた仕事を外されて別の部署に異動となりました。
リアルタイムで状況を聞いていた私は理不尽という思いと自業自得かなという考えの間に立たされました。

それでも彼女は不倫をやめない

彼女にとってこの恋愛はダメージの多いものとなりました。
どうにかその男性とは別れたようですが、彼女の不倫癖は治りません。
不倫の恋愛にはそこにしかない刺激があるので一度ハマると抜け出せないようです。
私は真似できないと思いつつ、止めることもできず。いつもドキドキしながら彼女の話しを待っています。

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