ネトフリ(ネット不倫)に本気になってしまった私

ネトフリ(ネット不倫)に本気になってしまった私

管理人

不倫したはなちゃんさんのお悩み・体験談です。

出会い

出会いはネットでした。無料で登録し、ゲームをしたり日記を書いたり出来るサイトでした。出会い目的ではなく、軽い気持ちで登録をしたのを覚えています。

そんな始まりだったので、登録した途端、出会い目的で近づいてくる男性がかなり多く、嫌になっていたところに彼が現れました。

彼はわたしには話しかけず、ゲームもせず、サイト内で日記を書いていました。その日記を見たわたしは、彼のさみしさを感じました。自分と同じものを感じたのです。

初めて自分から男性に話しかけました。日記のコメント欄を見ても、誰とも絡んでる様子がないので、返事は来ないかもしれない、、と不安でした。けれども彼から返事は来たのです。

返事は丁寧で、日記と同じ雰囲気でした。どこか寂しそうで、儚そうで、切ない感じを受けました。

恋に落ちた

彼とわたしはハンドルネームだけで呼び合っていました。お互いの素性も聞かず、どちらともなく空気を読んでいる状態でした。そのくらい、聞いちゃいけないような雰囲気があったのです。

それもそのはずです。彼は既婚者でした。後に奥さんと子供と別居している事を打ち明けてくれました。ただ、わたしがそれを知ったのは、サイトで出会ってから2年後でした。毎日毎日連絡を取り、2年経っても会おうとはならなかったのです。けれども、わたしの中で彼は支えのような存在になっていました。なので既婚者と打ち明けられても気持ちは揺るがなかったのです。

別居をしているし、会っていないし、電話嫌いの彼で電話もしなかったので、悪いことをしているという感覚はかなり少なかったです。ただ、メールやチャットでは心も身体も通じ合って居ました。彼の言葉で何度も気持ちよくなっていたので、会わなくても満足していました。

しかしその想いが高まった時、会おうとなりました。サイトで出会い、もう数年この関係なので、今更会うってどうなのかなと思いながら会うことを決めました。

遠距離でしたが彼に会いに行きました。彼は美味しいごはんに連れて行ってくれ、綺麗なホテルを予約しておいてくれました。ホテルに入ってからは愛し合いました。初めて会ったとは思えないほどに、愛し合いました。

不倫の末

愛し合ってから、その後は数回会いました。数年その関係が続きました。でも会っていると気づいたのです。彼はケータイを全く見ない人でした。

もちろんわたしも彼と会っているのにケータイばかりみたりはしません。しかし不自然なのです。マナーモードの音がどこからともなく鳴っている。。彼のケータイだと気づきわたしがキョロキョロしても、彼はマナーモードの音を無視し、わたしとの会話を続行させようとするのです。

ここでやっと気付きました。彼は奥さんと別居する、離婚する、わたしと一緒になりたい、と言っていましたが、奥さんと切れてなんかいなかったのです。

わたしは物分りのいい女を演じてしまっていて、当時はいつ離婚するのか、奥さんとはどうなっているのかなど、聞けずにいました。モヤモヤしてもずっと心にしまっていました。

けれど限界が来ました。いつだか「年内に離婚する」と言われてから1年がまた過ぎました。その時に彼に一度だけ聞いてみたのです。もちろん責めた言い方はせず、あの時言っていたからどうなっていたのか気になってというよに柔らかく聞いてみました。

すると何て事でしょう。言葉を濁したまま、彼からしばらく連絡が来なくなったのです。着信拒否されたのかと思うほどしばらく放置されました。わたしから再度送っても、既読にはなるものの返信はなし。

わたしからも連絡せず1ヶ月が経ちました。すると、彼から連絡が来たのです。わたしは、彼なりに考えていた期間なんだと思っていました。だから次に連絡来る時には、彼からの長い返信が来ると思っていたし、願っていました。

しかし彼から来た返信は、前回わたしが聞いた質問には全く関係のない、呑気なメッセージだったのです。

ここでやっと気付きました。彼は都合のいい事しか考えていない、都合の悪い事は見ない、考えないのだと。彼は自分の事しか考えて居ない人でした。

そこでわたしはやっと吹っ切れて別れを告げました。彼はわたしから離れるなんて思っていないのです、それはそれはビックリしていて、引き留められました。そりゃそうですよね、都合のいい女が居なくなる。かなり焦っていました。

危機感に迫られ、初めて離婚の事について、奥さんの事について、子供の事について気持ちを話して来ました。しかし皮肉ですね。わたしの気持ちはプッツリと糸が切れてしまったので、今更戻ることはありませんでした。

今も未練がましいメッセージが来ます。不器用な不倫男は中途半端でグズグズしてダメですね。もう彼を愛することはありません。捨てるのはわたしです。

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